AD/HDの有病率は、学齢期の子どもで3〜7%といわれています。30人の児童がいるクラスであれば、AD/HDの子どもは1〜2人いる計算になりますから、決して珍しい病気ではありません。
男女比でみると男子は女子の3〜5倍程度と考えられています。ただし、女子の場合は男子に比べて多動性が少なく不注意優勢型で、攻撃的・反抗的なところが男子よりもマイルドであるという特徴があるため、みつかりにくいという指摘もあります。一般的に男子は8歳以前に診断されることが多いのですが、女子はそれより遅く12歳頃に診断される傾向にあります。
AD/HDと診断された子どもの30%程度は、成長しても何らかのAD/HDの症状が引き続き現れることがわかっています。加えて、子どもの頃にAD/HDと診断されていない人が大人になって初めて診断されることもあります。
全成人人口の1〜3%が、何らかのタイプのAD/HD症状をもつと報告されていますから、AD/HDは子ども特有の病気とはいえないようです。
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