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注意欠陥/多動性障害

ともに生きる

周りの方へ/ご家族へ

AD/HDは大変診断の難しい病気です。専門の児童精神科医でも、さまざまな情報を総合して判断しなければ診断を下せませんから、幼児・児童期の発達心理について専門知識のない養育者にとっては判断がつきにくいでしょう。早期から気づきながらも、「自分の育て方が悪いのでは?」と思ったり、あるいは自分も子どもの頃には同じように親から注意を受けた記憶があるために、親はそれ以上のアクションを起こしにくいというのがAD/HDの特徴なのです。しかし、AD/HDを見過ごしたままでいると二次性の障害が現れて、その後の治療経過・長期的な見通しに影響を及ぼしますから、早期診断、早期療法・養育の重要性が非常に重要になってきます。
AD/HDは脳の発達・成熟に偏りが生じたために現れる症状ですから、お子さんの性格・気質に根ざすものではありませんし、ましてや親のしつけが悪いから起こるものでもありません。幸いに、薬物療法によって約2/3のAD/HDの子どもに効果がみられますし、成長とともに社会性を身につけ症状が消失することも多いですから、決して悲観する必要はありません。薬で症状をコントロールしながら、問題行動を1つひとつ修正していき、本人の優れた面や個性を伸ばしながら成長を見守っていく姿勢が大切です。


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